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Q12: ダンサーの腰痛(腰椎々間関節狭窄症)
A12: ダンサーの腰痛では少数で症例が少ないのが現状です。,
腰椎々間関節狭窄症の症状改善のため多種多様な治療を経験されたが、もう一段の改善を希望されるダンサーのために治療法をご紹介いたします。

初期症状では、レントゲン撮影でも発見されない事が多い、それは稽古量が多くなる舞台前などに痛みがでやすく、
動きとしては後屈、ジャンプなどを多様した時出やすく、稽古量が少なくなると症状は自然に収まることが多い。

○これが長期間続くと慢性的症状となり固定した痛みが続きます。
○坐骨神経痛を伴なう事が多く、ヘルニア診断となる事もあります。

症例1
幼少時よりバレエ、モダンダンスを習い、ある時期から少し腰痛症状はあったが稽古のお休みがあるとすぐ症状改善されていました。
学校卒業後、本格的にダンサーとして出発、数ヵ月後舞台が近付き週5〜6日の稽古で腰痛再発、症状改善のため治療院での受診、その時は症状が軽くなったり、一時消失するが数日後再発してしまうことが何度かありました。
その後、症状の悪化に伴ないご自身も痛みに耐えられなくなり実家に帰省し近所の整骨院へ通院していると、数日後痛みが消失しました(稽古がなくなったから)
学生時代に所属していた稽古場に通い様子を観ていたが再発しなくなりました。
1か月後再度上京し稽古を始めるが2ヶ月後以前と同じ症状再発で当院の受診となりました。
(帰省することにより、けいこ量が少なくなったので一時改善された)

原因
 ○上半身の引き上げが弱い(腹部、胸部、頭部)
  ・体重が腰部掛りやすい・腰椎4,5番の引き上げ不足・腹筋が弱いため
  ・骨盤(恥骨、坐骨、腸骨)特に恥骨が引き上がらない
  ・内臓引き上げ不足
  ・腸腰筋ストレッチ不足
  ・手術痕や骨折痕があると引き上げが弱くなる
 ○下半身の引き下げが弱い
  ・下肢でフロアをしっかり押さえられない
  ・股関節、膝、足首の関節が硬い
  ・恥骨が引き上がらないため内転筋作用が弱く、膝可動が悪い
  ・ポアント使用では身体の弱い部位がはっきり現れる

治療法
 ○骨格のねじれ、関節のつまり、神経の流れ
 ○腹筋強化(何種類かの腹筋、腹筋強化には背筋強化が必要です)
 ○骨盤矯正(仙腸関節、坐骨、恥骨、腸骨)
 ○頸椎矯正(神経伝達の改善のため)
 ○頭蓋骨矯正(上半身の引き上げ骨盤⇒腹部⇒胸部⇒頭部となります)
 ※ポアント使用での検査、治療は最大の効果を期待できます

◎治療後のポイント
 ○ストレッチ、筋力強化
 ○痛みの症状が出る以前に治療が必要です(定期的なメンテナンス)

 ※詳細は治療時に、御紹介させて頂きます。