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Q14: | ダンサーの動きを制限する腰痛(仙骨部) | |
A14: | 日常生活では、そんなに気にならないが稽古時のストレッチやバーレッスン、腰より少し下部の仙骨片側に違和感(鈍痛、つまり感)があります。 特に下肢ポジションからのアラベスク、アチュチュード、アラセゴンなどでは鈍痛のため股関節に可動制限が加わり、ポアント使用では仙骨全体で痛みを感じる事もあります。 MRI、レントゲン診断では骨には「異常なし」と言われる事が多い。 ◎仙骨部痛みを臨床経験から診た共通事項は ○生理時、腹部、腰部(患部)の激痛又は長期間の不調 ○卵巣のう腫診断、卵巣、卵管に問題あり ○臀部片側(患部)に常に違和感又は鈍痛があり軸足が弱い ○坐骨神経(患部側)が出やすい ○ストレッチ時、下肢左右、前後開脚で患部側に可動制限あり ○下肢挙上時患部側に可動制限あり ○上肢帯(肩甲骨、鎖骨、上腕)の仙骨患部側に可動制限あり ○仙骨の違和感(患部)をポイントで長期間を感じていた ○仙骨痛み同側の歯の噛み合わせ不合、歯の欠損、顎関節症 ◎治療ポイント ○身体の片側不調が大きな特徴です ○骨格のねじれ、関節のつまり、神経の流れを整える ○神経のための栄養素摂取 ○症状を発症する動きや姿勢で仙骨部位の検査(ポアント使用の時もあります) ○症状を発症している、引き上げ不足箇所検査 ○アラヴェスク、パッセ、ピルエット等の動きのチェツクと部位別検査 ○歯と顎関節の問題は大きなポイントとなります。 ◎骨格矯正ポイント ・頭蓋骨矯正(顎関節、後頭骨、側頭骨) ・頸椎矯正 (神経伝達のため) ・腰椎矯正 (特に下部腰椎) ・仙腸関節矯正(左右バランス) ・仙骨矯正 (仙骨左右バランス) ・歯と顎関節のための治療 ・恥骨矯正(股関節可動を良くする) ◎治療後身体の他の部位にも効果が表れます ・膝の伸展が良くなる(骨盤の坐骨部位が引き上がるからです) ・膝の硬さが緩和される ・足首の伸展可動が良くなる ・左右前後開脚の可動が良くなる ・軸足でしっかり立てる ・首、肩周辺の可動がよくなる ※症状変化は初回治療より感じて頂けます ※詳細は治療時に、御紹介させて頂きます |