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Q15: 仙骨を立てるには
A15:
「仙骨を立てるにはどのように身体を動かしたらよいですか」という質問を頂きました。
人間の2足歩行は仙骨の立った状態が保持されています。
老人の腰が90°近く曲がった状態で歩行している姿を時々見かけますがこの仙骨も立っております。
大人の仙骨は1個として数えますが、子供(15〜16才まで)は身体が未完成のため5個として数えます。
治療時の仙骨は胎児状態の30数個として数え治療を考えます。

※ダンスの時に必要な仙骨立てとは引き上げとなります。
 骨格引き上げの始まりは仙骨です。
 次に腰椎 ⇒ 胸椎 ⇒ 頸椎 ⇒ 後頭骨 ⇒ 前頭骨 ⇒ 頬骨へと引き上げが伝達されます。
 疲れ顔や頭痛、目尻の下がりも頭蓋骨が下がった時のサインです。

◎ダンサーの仙骨を立てると
  ○ 骨盤の引き上げが楽になる  ○ 仙骨つまりの軽減
○ 骨盤周辺の股関節痛、腰痛の軽減  ○ 下腹圧が上がり、内臓引き上げやすい
○ 股関節の可動範囲が広くなる  ○ 横隔膜の動きが良くなり深呼吸が楽になる
○ 上肢では肩が下がりやすい  ○ 下肢ではフロアを捕えやすい
○ ピルエットの回転が良くなる  

◎治療による骨盤、仙骨の立て方
 ・骨格のねじれ、関節のつまり、神経の流れを整える。
 ・仙腸関節ターンアウト矯正で可動性をつける。
 ・ポアント使用検査を行い骨格矯正。
 ・骨盤部(恥骨、坐骨、腸骨)の引き上げ矯正。

◎仙骨はとても大切な骨で神経治療のポイントになります。
 ・関節部位に神経を伝達させる時。
 ・治療効果を持続させる時。
 ・治療後の脱力感を出さないようにする時。
 ・内臓に神経を伝達させる時。

※治療時、仙骨のメカニズムをお知らせします。
 ○日常生活でも仙骨立て方を意識されると骨盤周囲筋群の引き上げ力が強くなります。
  ・歩行時
  ・椅子使用時
  ・ストレッチ時
  ・通勤時

※当院の「仙骨を立てる」治療は全メニューの中に含まれております。
※当院は妊婦さんの治療を妊娠9か月までおこなうことができます。
 出生後の赤ちゃんは7日目より治療を始めております。
 健康な赤ちゃんの仙骨や背骨は引き上がっております。


 ※詳細は治療時に、ご紹介させて頂きます。