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Q16: ダンサーの歯列矯正による弊害は?
A16: 歯列矯正の当初は、歯ぐきはもちろん口腔、頭部が締め付けられる強いストレスで、睡眠や思考が中断させられ不快感があったと思います。
ストレスにより身体の神経伝達網も弱くなり、稽古による疲労、古傷などの弱い部位のサポートに支障をきたすことが多くなってきます。

症例1
 <高校1年生 女性 バレエ>
左足指〔第2中足骨〕疲労骨折で当院にて数回受診。
痛みも消失したので通常の稽古に復帰し、再診は治療間隔を1〜2週間として経過を診ることにしました。
再来院時、本人より「足が痛い」と訴えがあるので、「この2週間に何か生活変化があったのか」と問診すると
『歯列矯正』したということが判明しました。
歯列矯正により身体に強い負荷が加わり免疫力の低下が発生しました。
疲労骨折部は順調に治癒に向かっておりましたが、歯列矯正により骨折部位の再発となりました。


症例2
 <会社員 30歳 女性 事務職>
慢性的な肩こり、疲労時の腰痛が悩み。
毎週3〜4回のダンス稽古で数ヶ月前より腰痛がひどくなったので、稽古の回数を減らして様子をみていた。
しかし、痛み軽減にも至らなかったため、整体治療などを数箇所で受診し、その時は改善されるも、すぐ再発してしまうということで当院に来院。
問診によると、腰は時々重くなることもあるが、これほどまでの痛みが持続することはなかった。
特に、稽古後や起床時に強い痛みを感じるという内容でした。
問診では判断しかねるところがあったので、実際に独自の検査を行ったところ、原因が『歯列矯正』であることが判明いたしました。
 ※問診について
  当院では、問診時に「歯」についても、いくつかの質問をさせていたいております。
  ・歯列矯正の有無・インプラントについて・その他、歯・口腔周辺について

 これらの症例のように、歯列矯正で神経伝達が弱くなると、「骨格のねじれ、関節のつまり」が助長され、脊柱の引き上げ、下肢の引き下げが保持出来なくなり、故障の原因になったり、疲労がぬけないなどの原因であることもあります。 

<歯列矯正されているみなさんに知っていただきたいこと>
 神経伝達をよくする飲食物、衣類、寝具など、ちょっと気をつけるだけで伝達力をアップすることができます
 (ご紹介させて頂きます)。
 歯列矯正は学生時代に行っている事が多く勉強への集中力が低下して来ます。
 低下させないためにも骨格の矯正などで負荷に打ち勝つ身体を維持することが必要です。

 当院で検査し、伝達力アップの最適プランを提案いたします。

 ※詳細は治療時に、ご紹介させて頂きます。