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Q17: | 疲労感があって咳もとまらない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A17: | 当院はプロの声楽家(オペラ等)や声楽学生、楽器演奏者の方も来院されます。 みなさんにはかならず横隔膜の可動性検査は必須事項であり、さらにポアントを履いて頂き身体の引き上げを作っております。 声の発生には身体全体の引き上げが不可欠なのでポアントを利用して声を頭部上に引き上げております。 横隔膜障害は、声楽家やダンサーのみなさんだけの問題ではなく多くの人に関係しております。 ◎横隔膜は胸部と腹部を分ける位置にあり、形状は傘のような幅広い形状です、肋骨と脊柱に付着し、呼気により上昇、吸気により下降することで、空気を肺に出し入れをしています。 身体の引き上げを作ることにより、横隔膜の動きは最大可動すると発声はもちろん、激しい運動時にも深く静かに対応出来ます。 横隔膜障害が時間の経過とともに症状認識されるものには、次の事例があります。
◎横隔膜障害の発症する原因は…・疲労が一番多いです・空気の悪い環境です(ほこり、カビ、科学物質等の多量吸引) ・胸部疾患(結核、肺炎、悪性腫瘍、高熱等) ・胸郭部(胸部打撲、肋骨骨折等) ・化学物質(ポスター、雑誌、新聞など印刷物の匂い、接着剤、消臭剤、柔軟剤の多用など) クリーニング品なども寝室保管は避けたほうが良いと思います ・稽古場、職場、住居ダスト、カビ、動物の毛等、エアコン掃除を怠ると頭痛や吐き気、関節痛を伴なうこともあります ◎横隔膜が関与した症状では…・深呼吸をしにくく、浅くなる・呼吸が浅くなるので疲れやすい ・横隔膜の動きの制限は、肋骨にも影響を及ぼす ・肋骨の可動制限は、上下肢可動の制限となり、その影響は前後屈や側屈にも及びます ・脊柱全体の可動性、引き上げに問題が出やすい ・ア・ラ・セゴン、バットマン、アラベスクなどでは下肢挙上しにくい ・ピルエットの回転しにくい ・アン・オーが完成しにくい ※多くの症例は初回の治療で改善することが多いが、疲労状態改善には数回の治療が必要になる時もございます ※詳細は治療時に、ご紹介させて頂きます |