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Q26: | 股関節と仙腸関節のリハビリ | |
A26: | ダンスパフォーマンスのために、最初に行うストレッチは、股関節の開脚が多いと聞いたことがあります。 下肢の可動性は個人差が大きいので、みなさん一生懸命ストレッチに時間を費やしていらっしゃいます。 ○解剖学的股関節の特徴は、 自分の体重以上の重量を片足で支えることが出来る強靭な靭帯、筋肉、骨格で構成され、 可動性では、肩関節に次いで大きな可動域、衝撃に強く、脱臼頻度は肩関節のように多くはない。 ○股関節のダンスパフォーマンスの特徴は、 大胆な動き、ジャンプ、繊細な動きやスピード感あふれる動きを表現することが出来ます。 臨床で多いのが、下肢が伸びない、開かない、曲がらない、挙がらないが一番多く、 これらの問題を解決してくれるのが、「骨格のねじれ」「関節のつまり」「神経の流れ」の改善です。 ○解剖学的仙腸関節の特徴は、 2足歩行を可能にして、左右バランスの保持を可能にした。 人間の身体は、フロアより受けた衝撃は、足首、膝、股関節で緩和してさらに、仙腸関節で緩め脊柱(体幹)への 衝撃を少なくしております。 仙腸関節は、股関節と連動しており、自動車のハンドルに例えるなら、股間節がハンドルで、 仙腸関節はハンドルの遊びの部分となります(ハンドルの遊びは、走行中路面からの衝撃を直接ハンドルへの 伝達を最小限にしております、停車中でも動かす事が出来る)。 ○仙腸関節のダンスパフォーマンスでの特徴は、 前後左右開脚の時などでは、股関節の動きを仙腸関節は援護(補助)してさらに可動範囲を広げる働きをしております。 下肢ポジション5番、ターンアウトなど日常的でない動きでは、股関節可動を仙腸関節で補います。 (さらに脊柱(特に腰椎5番)の可動で補助、さらに頸椎2番で補助しております。) ◎股関節では、関節部の痛み、下肢が伸びない、開かない、曲がらない、挙がらないの可動制限が臨床では多いです。 ◎仙腸関節では、腰痛や関節に関する可動が症状を発症させております。 (1)骨格のねじれ、関節のつまり、神経の流れを整えるのが治療の基本となります。 ・股関節部の(1)を整えます。 ・仙腸関節部の(1)を整えます。 ・骨盤、脊柱の(1)を整えます。 ・ポアントを履いての検査、治療となります。 ・頭蓋骨治療を含みます。 ※詳細は、治療時にご紹介させて頂きます。 |