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Q38: ダンサーに多い背骨の変位(胸椎前方変位)
A38:

背骨が側方へ曲がる変位が「側わん症」であり、胸椎前方変位は胸部の背骨が前方へ入って、関節が詰まった状態となり症状も背骨を後方より押された感じがあり、常に圧迫感を受け、深呼吸時背中に圧痛を感じる。
柔軟性に優れた身体に多く、事故などによる変位も時々みられる事があります。

◎その他の症状としては
 ・深呼吸困難
 ・上半身の側屈しにくい
 ・胸の痛み、背部の痛み
 ・上向きで寝れない
 ・側わん症と合併する
 ・胸椎部を触られると痛い(これは進行中です)
 ・腕のポジシヨン、アン・オーが保てなく苦手

◎胸椎前方変位を進行させている原因
 ・アラベスクなどの後屈姿勢の繰り返し
 ・マッサージなどを長期間受け、胸椎部を強く押し続けられたとき
 ・胸椎部の神経伝達が悪くなった時
 ・初期の症状では背中の凝り感、つまり感などの緊張を常に感じていた。

◎治療ではこのように改善していきます

 ・骨盤は身体の土台となるので、変位(骨格のねじれ、関節つまり)を仙腸関節で整えます。
 ・脊柱の正しいわん曲と引き上げを作って改善します。
 ・前方変位箇所は神経伝達が弱くなっているので、神経バイパスを作り、伝達を強くします。
 ・ポアントを履いていただき、アラベスクなど後屈姿勢で胸椎部の動きを確認しながら改善していきます。
 ・神経伝達が十分にされると、患部は形状記憶で復元が速くなります。
 ・栄養検査を行い、治療効果(神経バイパスの活性化、神経反射のスピード)を増大させるための栄養紹介。
 ・身体の負荷(冷え、だるさ、緊張など身体の不快感が多い)を招く食事は復元力を弱くします。
  身体に合わない飲食物は、神経伝達を鈍化させます。

 毎回の治療で変化するご自身の身体を感じてみてください。

 ※詳細は治療時にご紹介させて頂きます。